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《トレハロースが有する生理機能》
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文献番号
項 目
タイトル
雑誌名
TR169
骨粗鬆症モデルマウスに対するトレハロースの作用
医学と生物学
137
3
91-96
1998
内容:卵巣摘出によって引き起こされる骨粗鬆症モデルマウスで、トレハロースを経口投与すると大腿骨重量と脛骨骨梁の減少が抑制された。トレハロースに骨粗鬆症の予防効果があることが期待された。
TR225
動物実験によるトレハロースの機能に関する考察
第1回トレハシンポ記録集
 
 
11-16
1998
内容:トレハロースの安全性と糖尿病疾患モデルマウスを用いた生体の防御利用について紹介。
TR188
骨粗鬆症疾患モデルとその評価方法
岡山実験動物研究会報
16
 
11-16
1999
内容:骨粗鬆症疾患モデルとその評価方法について、マウス、ラット、ウサギを用いたモデルを中心に述べる。また、小動物での骨密度の測定方法と組織学的手法による評価方法を紹介し、トレハロースの骨粗鬆症の疾患モデルに対する作用について記述。
TR241
トレハロースの骨粗鬆症に与える影響
第2回トレハシンポ記録集
 
 
72-78
1999
内容:マウス骨粗鬆症疾患モデルへのトレハロース経口投与(100mg/kg ・body,4週間)により、骨減少抑制効果が認められた。その作用メカニズムのひとつとして、破骨細胞の誘導を抑制し、骨吸収が抑えられることが明らかとなった。
TR197
DISACCHARIDE-TREHALOSE INHIBITS BONE
RESORPTION0 IN OVARIECTOMIZED MICE
(卵巣摘出マウスモデルにおけるトレハロースの骨吸収抑制作用)
Nutrition Research
20
5
653-
664
2000
内容:卵巣摘出骨粗鬆症モデルマウスにおけるトレハロースの骨吸収抑制作用についてのメカニズム解明研究。トレハロース投与による破骨細胞の抑制作用が明らかになる。
TR249
トレハロースと骨粗鬆症
第3回トレハシンポ記録集
 
 
51-56
2000
内容:トレハロース投与による腎臓トレハラーゼ活性及び、大腿骨重量への影響は認められなかった。 トレハロース投与によるカルシウム吸収促進作用、サイトカイン産生への影響が認められた。
TR218
Trehalose suppresses lipopolysaccharide-induced
osteoclastogenesis bone marrow in mice
(トレハロースによるLPS誘導破骨細胞増加の抑制)
Nutrition Research
21
 
993-
999
2001
内容:トレハロース1g/kgをマウスに5日間経口投与するとLPS投与90分後の血中TNF-αは低下し、LPS刺激48hr後に出現する大腿骨骨髄中の破骨細胞数が低下した。トレハロースはLPS刺激TNF-α産生を抑制し、破骨細胞増加を抑制した。
TR257
トレハロースと骨粗鬆症(第2報)
−骨吸収抑制カスケード−
第4回トレハシンポ記録集
 
 
49-56
2001
内容:経口投与したトレハロースがどのような経路で破骨細胞の誘導を抑制するのか検討。トレハロース投与により、マウスの腸管パイエル板細胞数と、それらの細胞や小腸粘膜上皮の産生する骨代謝関連サイトカイン量に変化が見られた。これらを裏付けるためにトレハラーゼノックアウトマウス作成を試み、トレハロース効果のメカニズムを考察。
TR298
トレハロースと骨粗鬆症(第3報)
−トレハロースと細胞内情報(シグナル)伝達−
第5回トレハシンポ記録集
 
 
33-40
2001
内容:ヒト小腸上皮細胞が産生する破骨細胞形成抑制因子(オステオプロテジェリン,OPG)の存在を確認し、トレハロースがその産生を促進することが明らかとなった。さらに、各種細胞株を用いてサイトカインやOPG産生と関連する細胞内情報(シグナル)伝達を調査、検討した。
TR262
Trehalose augments osteoprotegerin production
in the FHs74Int human intestinal epithelial cell line
(トレハロースは 、ヒト小腸上皮由来FHs74Int細胞株の Osteoprotegerin産生を促進する)
In Vitro Cellular and Developmental
Biology -Animal-
38
1
30-34
2002
内容:破骨細胞形成抑制因子(Osteoprotegerin,OPG)を産生するヒト小腸上皮細胞を見出し 、トレハロースが直接その産生を促進することを明らかにした 。
TR305
トレハロースと骨粗鬆症(第4報)
−トレハロース受容体−
第6回トレハシンポ記録集
 
 
25-33
2002
内容:トレハロースによりIL-6或いはTNF-α等の骨代謝関連サイトカインが調節されることや、破骨細胞形成抑制因子(OPG)が小腸に存在し、トレハロースによりOPG産生が増強されることが明らかになった。また、小腸上皮細胞株にトレハロース受容体の存在を確認した。
TR226
消化吸収
日本人のトレハロース許容量とトレハロースの生体利用
第1回トレハシンポ記録集
 
 
17-31
1998
内容:健康な女子大生20名を被験者としてトレハロースを摂取させ、トレハロースの胃腸症状に与える影響を調べた。その結果、トレハロースの最大無作用量は、体重1kg当たり0.65gであった。グルコース摂取に比べて、血糖ピーク、およびインスリン分泌が低かった。
TR303
消化吸収
Trehalose:Research on the Nutritional and
Physiological Properties
(トレハロース:栄養学的・生理学的特性に関する研究)
第6回トレハシンポ記録集
 
 
13-18
2002
内容:トレハロース摂取による血糖値及びインシュリン値のピークは、グルコース摂取時よりも低いことが分かった。また、胃通過時間、内分泌ホルモンの分泌に関するデータを得た。これらの結果から、トレハロースはスポーツ飲料やエネルギー補給食品用途の可能性が示唆された。
TR362
ネムリユスリカ
ネムリユスリカ幼虫の乾燥耐性機構
第7回トレハシンポ記録集
3-6
2004
内容:極限環境に耐性を有するネムリユスリカの乾燥幼虫の体内には、乾燥重量当り約20%もの大量トレハロースの蓄積が認められる。乾燥休眠に伴うトレハロース合成制御機構に、脳を含む中枢が関与していないこともわかり、このことは、幼虫組織が個々に乾燥ストレスに応答し自己完結的に乾燥休眠の準備を行っていることを示唆している。
TR393
ネムリユスリカ
FTIRから探るトレハロースの特徴とネムリユスリカの乾燥耐性
第8回トレハシンポ記録集
5-14
2005
内容:乾燥速度の異なる2種類(slowとquick)のネムリユスリカ幼虫が検討された。Slow幼虫では乾燥重量の20%程度のトレハロースを蓄積し50℃以下の保存で高い蘇生率を示した。Quickの幼虫では僅かなトレハロースしか検出されずほとんど蘇生しなかった。残存トレハロースの状態を分子レベルで解析し、作用メカニズムが考察された。
TR448
ネムリユスリカ
ネムリユスリカのクリプトビオシス特異的なトレハロース代謝の分子機構
第9回トレハシンポ記録集
11-14
2006
内容:ネムリユスリカのクリプトビオシス(脱水無代謝休止状態)誘導過程での、トレハロース合成に関与する酵素活性変動と遺伝子発現挙動を調査した結果、2つのトレハロース合成系酵素(TPS,TPP)の活性が上昇し、トレハロース分解系酵素(TRH)の活性が減少する一方、TPS,TPP,TRHの遺伝子発現が上昇していた。これらのことから、クリプトビオシス誘導過程で、遺伝子とタンパク質レベルの2段階の調節があることが示唆された。
TR614
ネムリユスリカ
トレハローストランスポーターTRET1の発見と応用
第11回トレハシンポ記録集
11-18
2008
内容:トレハロースを細胞に大量に蓄積するネムリユスリカに着目し、トレハロースを特異的に細胞膜の内外に輸送する遺伝子の単離に成功した。これをトレハローストランスポーター1(TRET1)と命名し、種々の哺乳動物細胞で発現を試みたところ、それらの細胞にトレハロース取り込み能力を付加することができた。TRET1を発現させることで、トレハロースを自由自在に細胞内へ効率よく取り込ませることが可能となった。
TR363
植物
ラン科植物の生長と器官形成におけるトレハロースの役割について
第7回トレハシンポ記録集
7-10
2004
内容:樹上に着生する着生種と土壌の地生種のシンビジウムを比較したところ、地生種の方がトレハロースによる生長と器官形成促進作用が大きかった。着生種では、トレハロース添加培地に移植し短期培養すると、培養体の生長とシュート形成が促進された。シンビジウムの種の違いでトレハロースの生長に及ぼす影響は異なると示唆された。
TR364
植物
植物の環境ストレス耐性とトレハロース
第7回トレハシンポ記録集
11-16
2004
内容:イネを高塩処理すると根中トレハロース含量が増加し、トレハロースが高塩障害を緩和することがわかった。砂漠乾燥地での栽培を目指し、トレハロース生成酵素遺伝子導入植物、トレハラーゼを抑制するためのトレハラーゼアンチセンス遺伝子導入植物を作出し、両植物が非組換え植物よりもトレハロースを多く蓄積することを確認した。
TR392
植物
植物におけるトレハロースの機能
第8回トレハシンポ記録集
1-4
2005
内容:高等植物のイネが低温 ス ト レ スを受け、その初期応答として、トレハロース生合成遺伝子が一過的に発現し、根組織に微量ながらトレハロース蓄積することが明らかにされた。トレハロースレベルの一過的変動は細胞内可溶性糖レベルの変動を伴っており、トレハロースが低温ストレス時の糖代謝の調節を行っている可能性が示唆された。
TR399
植物
「花の命は短くて ・ ・ ・」この常識をくつがえす“魔法の粉”の存在!!〜トレハロースの園芸分野での利用〜
第8回トレハシンポ記録集
53-58
2005
内容:近年 、食品や化粧品等で一躍有名なトレハロースに着目し 、植物体に様々な方法で施用し実験した。トルコギキョウやガーベラでの開花期間の延長 、アゲラタムの草姿改善と老化防止 、ダリアの初期生育の向上 、チューリップの栄養系の充実等に効果的であった。さらに実験を重ね、データ蓄積し 、園芸植物の栽培での有用性を確立したい。
TR524
植物
植物のシグナル分子としてのトレハロースの機能
第10回トレハシンポ記録集
32-34
2007
内容:1997年に植物から初めてトレハロース生合成遺伝子が単離され、高等植物でトレハロースの存在が示された。シロイヌナズナ、トウモロコシの変異株を用いた解析から、トレハロース生合成遺伝子が種子胚や穂の形態形成に必須であることが明らかにされている。我々は、トレハロースがイネにおける病害防御応答を誘導するシグナル物質であることを見出した。本講演では、植物におけるユニークなトレハロースの機能について紹介する。
TR617
植物
トレハロースの利用と可能性について
第11回トレハシンポ記録集
30-32
2008
内容:「Japanブランド」農林畜産物等の国際商品としての課題は、収穫後の青果物・花卉類などの鮮度・品質保持技術の確立である。また、低温流通での低温障害等の克服しなければならない問題もある。植物の加齢・老化・感染応答には植物ホルモンのエチレンが深く関与している。トレハロースによる抗エチレン作用は農産物の品質改善と新規な利活用が期待できる。講演では、バイオリサイクル事業についてのトレハロースの可能性も紹介した。
TR667
植物
植物へのトレハロース処理による機能性物質の動向
第12回トレハシンポ記録集
23-26
2009
内容:植物の施肥段階および収穫後の鮮度品質保持処理にトレハロースの機能性を活かして、健康機能成分を維持、増加させることができないだろうかと考え、バイオマス未利用資源の活用を目的として、南九州で盛んに栽培されているものの、これまでは未利用であったスイートピーの廃棄部とサツマイモの茎葉で検討した。今回は、それらバイオマス資源からトレハロース処理による機能性成分の長期保持、増加の可能性を紹介する。
TR449
酵母
酵母のストレス耐性因子としてのトレハロース
第9回トレハシンポ記録集
15-18
2006
内容:冷凍生地製パン法に用いられる冷凍耐性パン酵母において、トレハロースが冷凍耐性を決定づける因子の一つとして同定され、高ショ糖ストレスや熱ストレスに対しても耐性因子と考えられた。トレハロース代謝系の調節によるストレス耐性の制御を試み、分解酵素遺伝子を不活性化した結果、トレハロース大量蓄積に伴い、ストレス耐性の増加が示唆され、さらに、遺伝子発現や局所解析からトレハロースの重要性について考察された。
TR664
酵母
トレハロース蓄積による酵母の耐凍性向上の試み
第12回トレハシンポ記録集
7-11
2009
内容:市販パン酵母の培養時にトレハロースを添加することによって、耐凍性の違いを評価し、凍結融解後の二酸化炭素発生能の違いも検討した。次に、遺伝子工学的手法を用いた酵母へのトレハロース蓄積を目的として、高等植物からトレハロース合成酵素群(トレハロース-6-リン酸合成酵素、トレハロース-6-リン酸フォスファターゼ)の遺伝子をクローニングした。さらに、これら遺伝子を酵母で発現させることでトレハロース蓄積を試みた。
TR666
線虫
線虫の寿命・老化とトレハロース
第12回トレハシンポ記録集
17-22
2009
内容:線虫のPI3キナーゼ変異体で体内のトレハロースレベルが増大することや、インスリン様受容体変異体でトレハロース-6-リン酸合成酵素遺伝子の発現が増大することから、トレハロースの老化防御への関与に注目した。RNA干渉法によるトレハロース-6-リン酸合成酵素遺伝子ノックダウン、トレハロースの培地への添加による寿命や老化パラメーター、熱ストレス等への影響を報告し、トレハロースの老化防御作用の可能性を議論したい。
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《トレハロースの物性・特性》
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文献番号
項 目
タイトル
雑誌名
TR179
総説
トレハロースの特性とその利用
BRAINテクノニュース
 
70
1-4
1998
内容:トレハロースの物理化学的性質と、矯味・矯臭作用や骨代謝に与える影響などの各種機能を紹介。
TR168
総説
“おいしさ”のつよ〜い味方 トレハロース
化学同人
53
9
58-59
1998
内容:澱粉の老化抑制効果をはじめ、タンパク質の変性抑制効果、矯味・矯臭作用、SOD様活性の安定化効果、低う蝕性などのトレハロースの機能を紹介。
TR208
総説
糖質系食品とその機能「トレハロース」について
サイエンスフォーラム 「長寿食品のサイエンス 」
 
 
524-
525
2000
内容:三大栄養素に対する安定化効果、矯味・矯臭作用、低う蝕性、骨粗鬆症の予防効果など、トレハロースの機能について紹介。
TR212
総説
《連載》トレハロースの機能と応用(2)
トレハロースの物性と機能(1)
FRAGRANCE JOURNAL
28
2
66-69
2000
内容:トレハロースの溶解度、耐熱性、pH安定性、メイラード反応までの基本特性について紹介。また、非う蝕性や安全性について。
TR213
総説
《連載》トレハロースの機能と応用(3)
トレハロースの物性と機能(2)
FRAGRANCE JOURNAL
28
3
199-
201
2000
内容:トレハロースによる澱粉の老化防止効果、タンパク質の変性防止効果、吸湿性の改善効果などを取り上げ、トレハロースの物性と機能を紹介。
TR290
総説
トレハロースの特性と利用
澱粉:日本応用糖質科学会
中部支部創立50周年記念号
 
47
107-
114
2002
内容:トレハロースの生産、性質、食品への利用特性(リン酸とカルシウム塩との沈殿抑制、αトコフェロールの安定化など)を中心に解説。
TR259
総説
機能性オリゴ糖の開発 −トレハロース
化学工業
53
2
45-51
2002
内容:トレハロースの脂質変敗抑制、SOD様活性の安定化、ミネラルに対する作用、ビタミンの安定化などについて解説。
TR280
総説
トレハロースの機能特性
J. Appl. Glycosci.,
49
3
351-
357
2002
内容:脂質の変敗抑制、SOD様活性の安定化、ミネラルに対する作用の技術解説。
TR174
SOD様活性の
安定化
トレハロースによる野菜のスーパーオキシドジスムターゼ様活性の安定化
日本食品科学工学会誌
45
3
210-
215
1998
内容:種々野菜のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)様活性に与えるトレハロースの効果を調べた。トレハロースを加えた野菜粉末は、無添加のものよりSOD様活性の残存率が高かった。
TR193
魚臭抑制
トレハロースによる魚肉加熱時のトリメチルアミン生成抑制
日本食品科学工学会誌
46
5
319-
322
1999
内容:サバ肉ミンチにトレハロースを添加して加熱した場合の気相中のトリメチルアミン(TMA)濃度は、糖質無添加系の64%であり、トレハロースはTMA生成を抑制することが分かった。この効果は、他の糖質より優れていた。
TR450
魚臭抑制
トレハロースによる魚臭抑制とその作用メカニズム
第9回トレハシンポ記録集
19-24
2006
内容:トレハロースおよびマルトシルトレハロースの魚臭(トリメチルアミン)抑制作用を検討した結果、前駆体であるトリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)からの生成を抑制することを確認した。その作用メカニズムについて、トレハロース構造の2位および3'位水酸基とTMAOの酸素原子が相互作用してTMAOを安定化し、トリメチルアミン生成を抑制することがわかった。また、トレハロースとアサリの活動性についても考察した。
TR196
苦味抑制
味覚センサと近赤外分光分析法を用いたトレハロースの計測
九州大学大学院システム情報科学 研究科報告
4
2
179-
184
1999
内容:味覚センサによって得られる味覚パターンから苦味尺度への変換を行い、トレハロースを含む3種類の糖質の苦味への効果を数値的に表現することが出来た。今回測定した3種類の糖の中では、トレハロースが最も苦味抑制効果が大きいことが確かめられた。
TR195
脂質変敗抑制
不飽和脂肪酸の加熱分解に及ぼすトレハロースの影響
日本食品科学工学会誌
46
11
749-
753
1999
内容:トレハロースは不飽和脂肪酸(α-リノレン酸、リノール酸など)の加熱による分解、及び揮発性アルデヒド(プロパナール、ヘキサナールなど)の生成を抑制することが明らかになった。食品加工・保存における脂質の酸化抑制、変敗臭生成抑制に利用できる。
TR240
脂質変敗抑制
トレハロースによる臭気発生の抑制効果
第2回トレハシンポ記録集
 
 
65-71
1999
内容:トレハロースは、レトルト臭や魚臭を抑える効果(矯臭効果)を有していることが官能的に認められていたが、これはトレハロースが食品加熱時の臭気成分生成を抑制していることによるものと分かった。トレハロースは、魚臭成分であるトリメチルアミン生成抑制や、不飽和脂肪酸の加熱分解抑制の機能を有していた。
TR207
脂質変敗抑制
トレハロースと不飽和脂肪酸との相互作用
日本応用糖質科学会第49回大会
2B-8
 
68
2000
内容:トレハロースは、不飽和脂肪酸の変敗を少なくともその初期反応において抑制することが、明らかになった。この抑制機構として、トレハロースと不飽和脂肪酸との相互作用が示唆された。
TR246
脂質変敗抑制
トレハロースによる脂肪酸からの変敗臭抑制
第3回トレハシンポ記録集
 
 
30-35
2000
内容:トレハロースは、脂肪酸の加熱による分解を抑制する。脂質変敗の初期反応であるヒドロペルオキシド生成を抑制したことから、トレハロースは、不飽和脂肪酸そのものを変敗から保護している可能性が示唆された。白米、マヨネーズ中の脂質変敗抑制効果、DNA損傷抑制効果についても紹介。
TR254
脂質変敗抑制
トレハロースと不飽和脂肪酸との相互作用
第4回トレハシンポ記録集
 
 
30-35
2001
内容:トレハロースによる脂質変敗抑制機構の解明研究。トレハロースは、不飽和脂肪酸の変敗作用点である二重結合近辺で相互作用することがわかり、この相互作用が脂質変敗の抑制機構として働いていると示唆された。また、中高年齢者に特有な体臭(ノネナールなど)を著しく減少させる作用も紹介。
TR282
脂質変敗抑制
水/エタノール系における不飽和脂肪酸の酸化に及ぼすトレハロースの影響
日本食品科学工学会誌
50
3
133-
137
2003
内容:トレハロースによる脂質酸化抑制作用のメカニズムに関する研究論文。トレハロースは酸化初期反応(不飽和脂肪酸からヒドロペルオキシド生成)を抑制することが示唆された。
TR365
脂質変敗抑制
NMRおよび量子化学計算によるトレハロースの脂質酸化抑制機構の研究
第7回トレハシンポ記録集
17-23
2004
内容:NMRの実験により、不飽和脂肪酸のcis-二重結合とトレハロースの3位及び6位OH基との相互作用が確認された。量子化学計算の結果、トレハロースとcis-二重結合との相互作用によって、活性メチレン基からの水素引き抜き反応の活性化エネルギーが大きく増大することがわかり、これがトレハロースの抗酸化メカニズムと考えられた。
TR669
脂質変敗抑制
海外におけるトレハロースの応用開発〜
粉末乳製品への利用を例に〜
第12回トレハシンポ記録集
33-37
2009
内容:豪州の主生産物である乳製品を粉末化し輸出する際に問題となっている品質安定性をトレハロースにて検討した。スプレードライにて粉末ミルクを調製し、その保存期間中、タンパク質および脂質の変質変敗指標であるジメチルスルフィド、ジメチルジスルフィドおよび揮発性アルデヒド生成量を経時的に測定した。その結果、顕著な変質変敗抑制が確認され、トレハロース添加により安定な粉末ミルクの調製が可能なことがわかった。
TR366
アクリルアミド生成抑制
トレハロースによるアクリルアミド生成抑制
第7回トレハシンポ記録集
24-28
2004
内容:アスパラギンとグルコースの混合物にトレハロースを添加し高温処理すると、アクリルアミド生成はトレハロース添加量に依存して顕著に低下した。また、グルコースからのアルデヒド類をも抑制し、さらに、アルデヒド類とアスパラギンからのアクリルアミド生成も抑制した。これらの結果から、トレハロースの抑制メカニズムが提案された。
TR367
澱粉老化抑制
澱粉質食品の老化抑制に及ぼすトレハロース添加の影響
第7回トレハシンポ記録集
29-37
2004
内容:団子、ビスケットなどの澱粉質食品に用いるショ糖をトレハロースで置換し、物性測定、官能評価などを検討した。その結果、トレハロースの添加により澱粉質食品は冷蔵・冷凍保存による物性変化が少なくなり、老化抑制および凍結・解凍安定性が認められた。また、食品の種類よりトレハロースの添加効果の違いがみられた。
TR618
乳加熱臭抑制
トレハロースの牛乳加熱臭抑制効果
第11回トレハシンポ記録集
33-40
2008
内容:牛乳を殺菌や加熱すると含硫アミノ酸の分解により、ジメチルスルフィド(DMS)などの牛乳加熱臭が生成し、その風味劣化や品質低下に直接影響することがわかっている。トレハロースによる加熱臭抑制についていくつか検討したところ、トレハロースは、含硫アミノ酸および牛乳加熱によるDMS生成を顕著に抑制することがわかった。その作用メカニズムは、トレハロースと含硫アミノ酸との直接的相互作用によることが示唆された。
TR299
ミネラル
トレハロースとミネラルの相互作用
第5回トレハシンポ記録集
 
 
41-48
2001
内容:トレハロースは、アルカリ土類金属と相互作用することが示された。特にカルシウムとの相互作用は、不溶性のリン酸カルシウム生成を抑制した。また、トレハロースは遷移金属とも相互作用し、鉄イオンの酸化や鉄または銅イオンに由来するアスコルビン酸の分解を阻害した。
TR307
ミネラル
トレハロースとMg++の相互作用
第6回トレハシンポ記録集
 
 
40-44
2002
内容:トレハロースは肉や野菜からのMg溶出を抑制することにより、加熱時の不溶性物質(あく)の生成を抑制した。また、クロロフィルからのMgの離脱を抑制することにより、野菜の色調保持作用を有していることも分かった。
TR394
ガラス化
熱測定等を用いたトレハロースのキャラクタリゼーション
第8回トレハシンポ記録集
15-26
2005
内容:トレハロース等低分子糖の不凍水はガラス化転移温度や断熱圧縮率と相関した。トレハロース2水和物を脱水して得られる無水物はその湿雰囲気に強く依存し、また、再水和に必要な水蒸気分圧も無水物に依存した。特に、安定な無水結晶トレハロースが高温度雰囲気中で、しかも比較的低温(約95℃)で生じることが明らかにされた。
TR396
ガラス化
トレハロースのガラス化特性
第8回トレハシンポ記録集
32-37
2005
内容:すべてのグルコニ糖のガラス転移温度が測定され 、トレハロースが最も高いガラス転移温度を有し 、一方、構造異性体のネオトレハロースが最も低いガラス転移温度であることがわかった。ガラス状態の活性化エネルギーもトレハロースが最も高く、安定なガラス状態であった。グルコシルトレハロースのガラス状態についても紹介された。
TR447
ガラス化
糖水溶液および糖ガラス中の分子ダイナミクスの測定
第9回トレハシンポ記録集
1-10
2006
内容:糖水溶液中で糖濃度が上昇しガラス転移する際に、分子運動がどのような影響を受けるのかに興味を持ち、フェムト秒ポンプ ・プローブ分光や縮退四光波混合などのレーザーを用いた分光学的な研究をおこなった。その結果、トレハロースなどの糖水溶液が極めて不均一な溶液であり、分子運動の種類とその時間・空間スケールによって、粘度依存性が異なることを見出し、糖水溶液には粘度依存の階層性があることが示唆された。
TR523
ガラス化
計算機シミュレーションから探るトレハロースの細胞保護機能メカニズム
第10回トレハシンポ記録集
24-31
2007
内容:分子動力学シミュレーションによってトレハロースの「水置換仮説」と「ガラス状態仮説」を分子・原子レベルで検証した。トレハロースと脂質二重膜が直接水素結合すること、脂肪酸の秩序性や圧縮率がトレハロース濃度依存的に増大することにより、膜が安定化することが実証された。ガラス状態の系では、分子の並進運動やグリコシド結合部分のコンホメーションの違いから、トレハロースがより高いガラス転移点をもつ原因を議論する。
TR663
ガラス化
トレハロースのwater channel構造と結晶多形間転移の関係
第12回トレハシンポ記録集
 
 
1-6
2009
内容:トレハロースの結晶多形間転移に伴うwater channel構造の変化を知るため、Tα(無水物)を結晶化し、X線結晶構造解析をおこなった。TαとTh(2水和物)の結晶構造は似ており、同じ結晶軸方向にwater channel構造を持ち、若干の構造変化で多形間転移が起こりえること、TαはTreのもう一つの無水物(Tβ)よりも分子間相互作用が弱いことなどが明らかになり、TαがTβよりも吸湿性が高く、容易にThに転移することを示唆している。
TR398
凍結保存
トレハロースのサケマス魚類精子凍結への応用
第8回トレハシンポ記録集
49-52
2005
内容:サケマス精子の凍結保存には 、従来 、グルコースを用いた方法が一般的であったが 、今回 、トレハロースやマルトース等の糖質を検討した。糖質は300mMの濃度で高い耐凍作用を示し 、DMSOやアルコール類の耐凍剤を加えなくても良好な結果であった。耐凍剤としてメタノールを添加すると 、サケマス精子の凍結保存性はさらに向上した。
TR521
分光特性
トレハロースの中赤外およびテラヘルツ領域における分光特性
第10回トレハシンポ記録集
8-16
2007
内容:水に代わって生体機能を維持するという特徴的な働きをすることがあるトレハロースの中赤外・テラヘルツ帯における分光特性の把握を試みた。糖類の水溶液の中赤外スペクトルを比較したところ、トレハロースのみが、水との相互作用において濃度依存性が小さく、安定していることが示唆された。また、トレハロース単結晶のテラヘルツスペクトルの偏光依存性については、偏光に顕著に依存したピークと依存しないピークが観測された。
TR612
構造解析
質量分析法によるトレハロース構造異性体の識別
第11回トレハシンポ記録集
1-5
2008
内容:トレハロースは、構成グルコース残基のアノマー位の立体配置から、α,α、α,β、β,βの3種類の構造異性体を持つ。トレハロース異性体の識別を目的に質量分析したところ、エレクトロスプレーイオン化四重極/飛行時間質量分析計によるMS/MS解析によって3種類のトレハロース異性体を識別することが可能であった。質量分析の際におこるグリコシド結合の開裂はトレハロース異性体のアノマー位の配座に大きく影響を受けることがわかった。
TR613
疎水性化合物との相互作用
計算機シミュレーションによるトレハロースと不飽和結合をもつ疎水性化合物の相互作用の解析
第11回トレハシンポ記録集
6-10
2008
内容:トレハロースとベンゼンなどの芳香族化合物との相互作用のメカニズムを原子レベルで解明するため、分子動力学シミュレーションをおこなった。結合過程の自由エネルギー・プロファイルから、トレハロースの6及び6'位OH基側には水和していない領域(水和ポケット)が存在し、ベンゼンはそのポケットに侵入し結合することが判明した。ベンゼンは脱水和のペナルティーが最小になるようにトレハロースに接近し、結合すると考えられた。
TR296
低う蝕性
トレハロースの低齲蝕性
第5回トレハシンポ記録集
 
 
24-27
2001
内容:トレハロースは齲蝕の主要原因菌であるmutans streptococciのglucosyltransferaseにより非水溶性グルカンが合成されず、また、蔗糖からの非水溶性グルカンの合成を阻害した。mutans streptococciによるトレハロースからの酸産生(pHの下降)は蔗糖に比較して有意に遅かった。ラット実験齲蝕においてトレハロース含有飼料で飼育した群は蔗糖群に比較して齲蝕スコアは明らかに低く、さらに蔗糖にトレハロースを混和した群は蔗糖のみで飼育した群に比較して有意な齲蝕スコアの減少が認められた。
TR668
繊維
トレハロース結合繊維「トレハクール」の開発
第12回トレハシンポ記録集
 
 
27-32
2009
内容:シキボウは「健康快服」をコンセプトにして、人にやさしい繊維素材づくりに取り組んできました。トレハロースをコットンに結合させることにより、コットン本来の熱伝導性をより高め、形態安定性と吸水性・熱伝導性・SR性・防臭性を合わせ持ったクールビズ対応快適素材「トレハクール」を開発しました。クールビズ対応の涼感素材として、ドレスシャツやポロシャツ等の衣料用途やシーツ、布団カバー、ピロケース等の寝具用途に展開しています。
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《トレハロースの食品用途》
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文献番号
項 目
タイトル
雑誌名
TR124
食品全般
タンパク質の変性防止効果
食品と開発
31
7
47-48
1996
内容:トレハロースはタンパク質の変性を防止する効果が高い。いくつかのタンパク質含有食品を例にあげて紹介。
TR125
食品全般
デンプン使用食品への利用効果
食品と開発
31
3
48
1996
内容:トレハロースは澱粉の老化を抑える効果が高い。澱粉使用食品への利用効果について、いくつかの例をあげて紹介。
TR130
食品全般
野菜・肉類の組織安定化と鮮度保持効果
食品と開発
31
5
47-48
1996
内容:野菜・果実・穀類を対象に、トレハロースの組織の安定化や鮮度保持効果を調べたので、その具体例を幾つか紹介。
TR131
食品全般
1997年注目食品素材の動向 トレハロース
月刊フードケミカル
13
1
57-62
1997
内容:トレハロースの基本特性や、それらの特性を利用したいくつかの応用例を紹介。
TR132
食品全般
食品の褐変抑制効果
食品と開発
31
11
47-48
1997
内容:トレハロースによる褐変抑制効果を利用した食品や飲料への利用例を紹介。
TR133
食品全般
呈味の改善効果(矯味効果)
食品と開発
32
1
45-46
1997
内容:トレハロースによる味や臭いのマスキング効果、呈味改善効果について紹介。
TR152
食品全般
多機能糖質「トレハロース」
ジャパンフードサイエンス
11
39
39-42
1997
内容:トレハロース製造と食品への応用について紹介。
TR154
食品全般
トレハロースの食品の品質改良効果と応用
月刊フードケミカル
13
6
29-33
1997
内容:トレハロースの製法、性質、機能、食品への利用について解説。
TR155
食品全般
新素材トレハオースに求められるもの
食品工業
11
 
32-41
1997
内容:トレハロースの基本特性は品質改良効果材から新物性による新分野開拓の可能性など、これから期待できる特性紹介。
TR175
食品全般
トレハロースの各種食品への品質改良について
New Food Industry
40
8
1-7
1998
内容:トレハロースの製法、性質、特性、利用について解説。
TR178
食品全般
トレハロースのそうざい・漬物への利用
食品と科学
40
12
80-85
1998
内容:トレハロースの特徴ならびにそうざい・漬物に利用する場合の使用量の目安と、期待される効果について解説。
TR191
食品全般
トレハオースの特性と効能 (特に食品への応用)
New Food Industry
41
12
59-67
1999
内容:トレハロースの特性と、それを生かした新商品化案を紹介。特に、トレハロースでしかできないシーズ案から商品化案まで11例を紹介。
TR209
食品全般
トレハロースの食品への応用
ハイテクインフォメーション
10
124
12-16
2000
内容:澱粉の老化防止効果、タンパク質の変性防止効果、矯味・矯臭効果、鮮度保持効果などを中心に、トレハロースの機能特性を紹介。
TR214
食品全般
《連載》トレハロースの機能と応用(4)
トレハロースの食品分野への応用
FRAGRANCE JOURNAL
28
4
94-96
2000
内容:トレハロースへの食品分野への応用を念頭して、野菜・果物の鮮度保持効果、脂質の変敗抑制効果などを紹介。
TR291
食品全般
トレハロースのでん粉質食品への応用
(社)日本冷凍空調学会
 
 
37-43
2003
内容:トレハロースの基本的性質・特性と食品への利用、とくに澱粉質食品への利用、特徴について解説。
TR328
食品全般
トレハロースによる食品の品質保持効果
月刊フードケミカル
6
25-28
2004
内容:トレハロースの機能「澱粉の老化抑制効果・蛋白の変性抑制効果・脂質の変敗抑制効果」を紹介し食品の品質保持に役立てる。
TR520
食品全般
食生活の中に広がるトレハロース
第10回トレハシンポ記録集
1-7
2007
内容:トレハロースは1995年11月に上市されてから10年、様々な食品に利用されてきました。トレハロース特有の機能を存分に発揮して広がった和菓子、洋菓子分野はもちろん、現在、料理・調理加工分野で砂糖を超える「糖質調味料」として、日本料理 ・中華料理、ほとんど糖を使わない西洋料理分野においても、急速に利用が広がりつつあります。常識を打ち破る「夢の糖」トレハのちからを、身近な食品の世界から実例を交えて紹介いたします。
TR121
製菓
吸湿性の改善
食品と開発
31
9
51-52
1996
内容:トレハの食品への利用。せんべい、綿菓子、ドーナツシュガーへの利用例を紹介。
TR134
製菓
トレハオースTM 活用全科 和菓子への利用 PART 1
製菓製パン
2
 
230-
235
1997
内容:高品位の低甘味性、組織の安定化、品質の保持効果など、様々な優れた機能を有する新規糖質甘味料トレハロースの特長及び、和菓子への利用例を紹介。
TR135
製菓
トレハオースTM 活用全科 洋菓子篇 PART 2
製菓製パン
3
 
232-
235
1997
内容:トレハロースの洋菓子への効果的な利用法について紹介。
TR172
製菓
製菓分野におけるトレハロースの利用技術と開発
ジャパンフードサイエンス
37
11
28-35
1998
内容:トレハロースの基本的な特性と、製菓分野における利用の具体例を紹介。
TR173
製菓
トレハオースのキャンディ・菓子への応用
食品と開発
33
9
98-41
1998
内容:トレハロースの「甘味」と「起晶性」から、スナック食品訴求の新ジャンル開拓が可能であり、液状有効成分を封じ込めたセンターリキッドタイプや鮮度維持力から果汁のおいしさを引き出した生菓子感覚のキャンディ開発の可能性紹介。
TR177
製菓
トレハロースの菓子への利用
食品と科学
40
4
107-
116
1998
内容:トレハロースは食品新素材として優れた特質を多数有し、従来コンセプトのカテゴリージャンプ或いは融合が可能である。キャンディでスナック食品訴求、大豆をサラダメニューに展開など利用法を紹介。
TR192
製菓
トレハオースを使ったお菓子の開発について
食品工業
42
3
71-80
1999
内容:トレハロースの物性・機能特性を生かして、農水産物など食品素材への新しい利用方法を紹介。更に、商品化に必要な訴求コンセプトの提案。
TR263
製菓
トレハロースによる新しい菓子開発の可能性
食品工業
45
3
69-75
2002
内容:トレハロースの結晶性、水分保持性などの物性機能に着目し、粉末食品、固形食品、乾燥食品など新しい菓子開発の可能性について紹介。
TR176
ノンフライ
トレハロースの最新利用技術
食品と開発
33
11
7-10
1998
内容:トレハロースノンフライ調理法の原理とその応用例紹介。トレハロース蜜を熱媒体として農畜水産物を炒めるように加熱調理する方法と、トレハロース蜜に農畜水産物を含浸せしめ、その後の組織内結晶化による調理乾燥法を紹介。
TR261
ノンフライ
トレハロースを用いた野菜チップスの製造方法
生物工学会誌
80
1
22
2002
内容:トレハロースを用いたニンジンチップス、キャベツチップスの製造例、及びSOD様活性の保護作用について紹介。
TR210
水産加工
トレハロースの水産加工食品への利用
月刊フードケミカル
16
11
47-52
2000
内容:トレハロースによる魚臭生成抑制機能、脂質変敗抑制機能の紹介、及び、冷凍魚介類、乾製品、蒲鉾などへのトレハロースの利用と効果について解説。
TR204
水産加工
トレハロースの冷凍すり身への利用
ジャパンフードサイエンス
39
8
37-43
2000
内容:縮合リン酸塩を使用しない冷凍すり身の製造技術開発、及び製剤の魚肉すり身への利用、鶏肉・豚肉ミンチへの利用について紹介。
TR397
水産加工
トレハロースを使用した冷凍すり身の製造技術
第8回トレハシンポ記録集
38-48
2005
内容:トレハロースが有するタンパク質の冷凍変性抑制効果に着眼し、トレハロースを主体に長期冷凍貯蔵が可能な無リン冷凍すり身の製造技術開発を行った。スケソウダラ 、ホッケ 、イトヨリ等の魚肉すり身や鶏ミンチ肉 、豚ミンチ肉への応用やその効果を報告するとともに 、本技術を利用した無 リ ン冷凍すり身の市場評価について紹介する。
TR279
冷凍食品
トレハロースの冷凍食品への応用
月刊フードケミカル
 
 
42-44
2002
内容:トレハロースの澱粉老化抑制、タンパク質変性抑制、野菜果実の冷凍耐性付与効果について紹介。
TR289
冷凍食品
トレハロースの離水抑制効果とその食品への利用
月刊フードケミカル
 
3月
50-54
2003
内容:糖質の起源と分類、飲料における糖質の役割、機能性飲料の分類、糖質の利用特性について解説。
TR265
飲料
飲料における糖質の利用
ソフト・ドリンク技術資料
3
135
137-
153
2001
内容:飲料に利用される糖質の種類、性質、機能特性について解説。飲料への糖質利用に関する入門的内容。
TR278
製パン
コメの多角的利用 トレハロースを使用した 「米粉パン 」の開発
食品工業
 
 
47-51
2002
内容:トレハロースの米粉パンへの利用とその特徴について解説。
TR338
製パン
パン及びその他加工食品に適した新しい米粉の開発
食品工業
47
23
42-63
2004
内容:トレハロースを米加工食品に使用することで様々な効果が判明してきている。また米粉の製造時からトレハロースを使用することで特長的な食品が創造でき、コスト削減も期待できる。
TR391
製パン
特集 製パンの科学?U トレハロースの製パンへの利用
食品工業
48
4
43-53
2005
内容:ミキシング適正と乳化剤の代替効果についてパン技術研究所へ依頼し検証および白いパンへの効果について検証した結果をまとめた。
TR522
乾燥食品
食品フレーバー・オイルの粉末化
第10回トレハシンポ記録集
17-23
2007
内容:生理活性物質をマイクロカプセル化し、安定性向上や徐放制御など機能性粉末の研究がおこなわれている。フレーバーなどの粉末化は、賦形剤などにより乳化溶液を作製し、高温度の気流中に微小液滴を噴霧し乾燥する噴霧乾燥法を用いるのが一般的である。噴霧乾燥は、極めて短い乾燥時間でしかも直接粉体製品を得ることができる。トレハロースを含む各種賦形剤を用いて作製した噴霧乾燥粉末の特性について、最近の研究結果を紹介したい。
TR615
乾燥食品
乾燥による食品の安定化とトレハロース
第11回トレハシンポ記録集
19-25
2008
内容:乾燥は流通保存のために食品の重量を減らすと同時に、食品を安定化させる重要な操作である。糖質はタンパク質の乾燥における安定化剤として広く利用されている。野菜などをトレハロースなどの糖質により前処理して乾燥すると変形収縮や変色がほとんどない乾燥食品ができる。講演では、糖溶液の熱風乾燥機構と乾燥時の酵素タンパク質の活性変化と、スライスした野菜の熱風乾燥における糖質による前処理効果について説明した。
TR525
ブロイラー生産
鶏肉の肉質改善−肉用鶏生産におけるトレハロースの利用−
第10回トレハシンポ記録集
35-41
2007
内容:近年の食生活の多様化により単に産肉量を求めるのではなく、肉質の向上が求められている。ブロイラー生産で肉質の良否を決定づける要因として、飼料の影響は大きい。大学、公的研究機関および飼料メーカーは、鶏の能力を最大限に発揮させながら、消費者ニーズに対応した品質となる飼料組成を検討している。そこで今回、トレハロースの抗酸化活性が鶏肉の肉質を変化させ、新しい鶏肉生産の可能性を明らかにしたので報告したい。
TR616
シイタケ生産
シイタケ菌床栽培におけるトレハロースの利用
第11回トレハシンポ記録集
26-29
2008
内容:シイタケ栽培において、成形培地を用いた生産が年々増加しており、約70%になっている。培地へトレハロースを添加して栽培した場合の子実体への影響をシイタケについて試験した。培地の栄養材の種類、トレハロース添加量、添加方法などについて調べたところ、収量には差がなかったが、栄養材の種類やトレハロース添加量の選択などによって、シイタケ子実体内のトレハロース含有量の増加、また、ヒダ色の維持、食味の変化が確認された。
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《トレハロースの化粧品用途・医薬品用途とその他》
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文献番号
項 目
タイトル
雑誌名
TR277
総説
トレハロースの新たな機能と香粧品への応用の可能性
FRAGRANCE JOURNAL
26
7
39-47
1998
内容:トレハロースの製法、性質、機能の紹介と香粧品分野での応用可能性について解説。
TR215
総説
《連載》トレハロースの機能と応用(5)
化粧品 ・医薬品分野への応用
FRAGRANCE JOURNAL
28
5
101-
103
2000
内容:トレハロースについて、保湿効果、細胞保護効果、矯味・矯臭効果などの機能、および化粧品・医薬分野への応用の可能性について。
TR381
総説
トレハロースの新しい機能・特性
New Food Industry
47
3
17-29
2005
内容:トレハロースの新しい機能と特性
TR221
高齢臭生成抑制
トレハロースによる高齢臭生成抑制
BIO INDUSTRY
18
7
40-44
2001
内容:高齢臭成分である2-ノネナールは、加齢とともに皮脂中に増加する不飽和脂肪酸「バルミトオレイン酸」の酸化分解により生じる。天然糖質であるトレハロースは、バルミトオレイン酸からの2-ノネナール生成を強く抑制し、高齢臭の発生を抑える作用を示す。
TR395
ハンチントン病
神経変性疾患の治験展望とトレハロース
第8回トレハシンポ記録集
27-31
2005
内容:ハンチントン病や遺伝性脊髄小脳失調症は、遺伝産物に含まれるポリグルタミンの伸長を引き起こし、その変異遺伝子産物が凝集体を形成し、神経細胞の機能異常を引き起こすと考えられている。凝集体形成が病態の最も上流にあり、これをトレハロースが抑制することにより、病態の進行を部分的に抑えることが可能であると示唆された。
TR451
β-アミロイド凝集抑制
β-アミロイド凝集に及ぼすトレハロースの効果
第9回トレハシンポ記録集
25-31
2006
内容:アルツハイマー病はβ-アミロイド(Aβ)の異常凝集によって発症すると言われており、トレハロースのような適合溶質でこの凝集過程が影響を受ける可能性がある。トレハロースがAβの凝集過程に与える影響を水晶発振子マイクロバランス法と円偏光二色性を用いて解析した結果、トレハロースはAβのランダムコイルからβシート構造への転移を抑制することにより、βシート構造からなる凝集体の成長を抑制することが示唆された。
TR453
臓器保存
新臓器保存液 「ETKソリューション 」の臨床展開
第9回トレハシンポ記録集
38-40
2006
内容:イヌ肺移植実験でトレハロースを使用し、肺保存効果を上げることを示し、有効と考えられていたラフィノースよりもトレハロースが優れていることがわかり、トレハロースを含有する臓器保存液を開発し、臨床肺移植で初めて使用し成功した。マージナルドナー肺の移植症例でも良好な結果が示され、ドナー不足の解決にも可能性を示せた。他に、腎移植、膵島移植、さらには切断指趾の保存液としても臨床応用され、良好な成績が示された。
TR526
臓器癒着防止
開腹手術後における臓器癒着の防止効果へのトレハロースの有用性
第10回トレハシンポ記録集
42-47
2007
内容:ウサギを吸引麻酔下で開腹し、卵巣子宮摘出術をおこない、術創にはカルボキシメチルセルロースを噴霧しカバーすると同時に、トレハロース液を腹腔内の全臓器に噴霧した。2週間後に安楽死させ、肉眼的ならびに組織学に評価した。トレハロースを噴霧した群のウサギでは、非手術部である腸管の癒着部位数とその程度が有意に少なかった。このことから、トレハロースは術中の臓器乾燥に伴う臓器癒着を防止する効果を示すと考えられた。
TR665
冬虫夏草
冬虫夏草の培養とトレハロース
第12回トレハシンポ記録集
12-16
2009
内容:自然界の冬虫夏草はさまざまな種類があるが、その供給は無理がある。そこで、供給源として、培養法が注目されている。しかし、その培養には早くて1ヶ月、普通は2ヶ月くらいかかる。菌糸培養が有望と考えられ、我々は蚕の蛹(サナギ)抽出物を基本とした培地で培養に成功した。効率的な生産のために添加物の検討をおこない、トレハロースと出会うこととなった。昆虫の血糖の主成分はトレハロースであることが成功の一因と考えている。
TR126
その他
トレハロース
BIO INDUSTRY
 
5
54-57
1996
内容:トレハロースの製造方法、生産動向、需要動向などについて紹介。
TR170
その他
食品中のトレハロース含量
日本食品科学工学会誌
45
6
381-
384
1998
内容:各種食品(食パン、酵母、キノコ類、酒類、大豆、海藻類など)について、トレハロース含量を調査。
TR205
その他
トレハロース
BIO INDUSTRY
17
5
65-66
2000
内容:トレハロースの製造方法や市場動向などについて紹介。
TR368
その他
マルトシルトレハロースの機能と食品への応用
第7回トレハシンポ記録集
38-44
2004
内容:マルトシルトレハロースは、トレハロースの4位水酸基にマルトースが結合した非還元性の四糖類で、非メイラード反応性、非結晶性の糖質である。澱粉からマルトシルトレハロース含有シラップの工業生産が実現し、固形分当り50%以上含有するハローデックスTMが上市された。物性、機能特性ならびに各種食品への応用例が紹介された。
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《トレハロースの製造について》
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文献番号
項 目
タイトル
雑誌名
TR98
新規酵素
Formation of Trehalose from Maltooligosaccharides by a Novel Enzymatic System
(新規酵素系によるマルトオリゴ糖からのトレハロース生成)
Biosci. Biotech. Biochem
59
10
1829-
1834
1995
内容:澱粉からトレハロースをつくる新しい酵素発見の第一報。
TR122
新規酵素
細菌における二つの新規なトレハロース生成系
J. Appl. Glycosci.,
43
2
213-
221
1996
内容:澱粉からトレハロースをつくる酵素系とマルトースをトレハロースに変換する酵素系の二つのトレハロース生成系を微生物の中に発見。
TR220
新規酵素
トレハロース生成酵素MTSaseの構造と機能解析
J. Appl. Glycosci.,
48
2
153-
161
2001
内容:MTSaseは、α-1,4グルコシド結合のα,α-1,1結合への変換を触媒するユニークな転移酵素。MTSaseの転移活性に焦点をあて酵素構造と機能との相関について最近の知見をいくつか紹介。
TR108
総説
酵素糖化法による澱粉からのトレハロース生産技術の開発
ハイテクインフォメーション
79
 
8-13
1995
内容:トレハロースの従来の製造法、新規酵素の発見、澱粉からの大量製造法、開発、性質、用途について解説。
TR109
総説
酵素を用いた澱粉糖化法によるトレハロースの生産とその利用
食品工業
38
10
34-39
1995
内容:トレハロースとは、トレハロースの新しい製造法、性質、応用について解説。
TR115
総説
トレハロースの開発と利用
食品と開発
30
9
49-52
1995
内容:トレハロース開発の経緯、製造方法、性質、用途について紹介。
TR127
総説
トレハロース生成に関与する新規酵素の発見とその応用
でん粉と食品
21
 
19-26
1996
内容:トレハロース生成に関与する酵素の精製、性質及びトレハロース利用について紹介。
TR128
総説
トレハロースの製造とその利用
食品の包装
1
27
83-89
1996
内容:トレハロースの製造方法、製品規格、基本特性、食品分野を中心に応用例などを紹介。
TR153
総説
トレハロース生成に関与する新規な酵素
蛋白質 核酸 酵素
42
6
834-
841
1997
内容:トレハロース生成に関与する新しい酵素が3種見出された。これら酵素は細菌におけるトレハロース生合成研究の新しい展開のきっかけになると思われた。
TR156
総説
澱粉からのトレハロース生成酵素の研究
J. Appl. Glycosci.,
44
1
77-82
1997
内容:マルトデキストリンからのトレハロース生成酵素の発見,トレハロース生成メカニズム,二つの新規酵素の性質,酵素蛋白の遺伝子解析についての概論。
TR157
総説
新規酵素法によるトレハロースの生産とその利用
J. Appl. Glycosci.,
44
1
115-
120
1997
内容:新規酵素法による澱粉からのトレハロースの生産、物性、利用について解説。
TR211
総説
《連載》トレハロースの機能と応用(1)
トレハロースの定義と生産
FRAGRANCE JOURNAL
28
1
102-
104
2000
内容:トレハロースの製法、種類、製品規格等について紹介。
TR110
澱粉からの生成
酵素糖化法による澱粉からのトレハロース生産
バイオサイエンスとインダストリー
53
9
25-27
1995
内容:トレハロース生成の新規酵素発見、トレハロースの製造法、製品の規格について紹介。
TR112
澱粉からの生成
新規酵素による澱粉からのトレハロース生成
J. Appl. Glycosci.,
42
4
401-
406
1995
内容:新規酵素(MTSase,MTHase)を用いた澱粉からのトレハロース生成条件についての検討。最適条件でトレハロース生成率は85%。
TR320
マルトースからの生成
Existence of a Novel Enzyme Converting Maltose into Trehalose
(マルトースをトレハロースに変換する新規酵素)
Biosci. Biotech. Biochem
59
11
2189-
2190
1995
内容:マルトースからトレハロースをつくる新しい酵素発見の第一報
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